2007年11月04日

FIVBワールドカップ2007第2戦&第3戦!柳本ジャパン

FIVBワールドカップ2007第2戦&第3戦!柳本ジャパン 
 
大会2日目、日本はアジアの永遠のライバルといわれる韓国と対戦。苦しみながらもセットカウント3-1で韓国を下し、開幕2連勝を飾った
第2戦/11月3日(土)/東京体育館
日本3(25-23、19-25、25-22、25-16)1韓国
[第1セットの日本のスタメン]
(木 村)(荒 木)(栗 原)
(高 橋)(杉 山)(竹 下)
リベロ/佐 野

第1セット、日本のスタメンはセンター庄司に代えて杉山を起用した布陣。序盤、韓国がエースのキム,ヨンギョンにボールを集め、日本は攻撃陣が満遍なく攻めて互角の攻防が続いたあと、杉山のブロード攻撃、栗原のレフト強打で8-6と日本が一歩抜け出す。だが韓国もすかさずキム,ヨンギョンの強打、軟打、ハン,ユミのサーブポイントなどで反撃し、2度目のテクニカルタイムアウトは16-12と韓国リードで迎える。日本も一歩も引かず杉山のブロード攻撃、相手ミス、高橋のサーブポイントで1点差に追い上げ、さらに荒木のブロード攻撃とブロック、相手ミスでついに19-18と日本が再逆転。終盤、韓国が再び追いつき激しい点の取り合いを演じた末、最後は栗原の豪快なバックアタックで競り合いに止めを刺し25-23。日本が苦しみながらも先取した。


第2セットも序盤から1点刻みの緊迫した展開。4-4から韓国がキム,ヨンギュンのフェイント、強打で抜け出し2点差をつけたまま8-6と最初のテクニカルタイムアウトは韓国。さらに栗原のサーブミスに続いて、チョン,デヨンがサービスエースを決めて12-8と韓国が4点差にリードを広げる。日本も必死に反撃を試みるが連続得点を挙げられず点差が詰まらず、セカンドテクニカルタイムアウトは16-11と5点差がつく。韓国は伝統の守備力に加え、キム,ヨンギョン、ペ,ユナと若さと高さのある両エースがよくアタックを決め、優位にゲームを進める。日本も13-19から荒木のBクイック、栗原のサービスエース、木村のブロックで3連続得点を挙げ、チーム一丸となって追い上げるが、韓国は動揺することなく得点を重ね、最後はチョン,デヨンの心憎いばかりのフェイントで25-19、韓国がセットを奪い返した。


第3セット、日本は序盤から積極的に攻める。栗原のサービスエース、高橋の速いレフト攻撃、杉山のブロック、木村のライト攻撃とフェイントなどで7-2と大きくリード。8-4から栗原、高橋の連続アタックミスで8-6と韓国に追い上げられるが、その借りを返すように高橋がアタック、栗原がブロックを決め韓国の反撃を断ち切る。中盤、韓国は身上の粘りを発揮し、好守備からキム,セヨン、キム,ヨンギュン、ナ,ヘヨンらが思い切った攻撃を仕掛け14-15と再び追い上げる。日本がリードを守りながらも激しい競り合いは終盤まで持ち込まれるが、高橋のレフトからセンターへ切り込む移動攻撃でセットポイントをつかんだ日本が最後も切り札・高橋が鮮やかにレフトからシャープなアタックを決め25-22、日本がセットを奪い返した。


第4セットはまたもや序盤から緊迫した点の取り合いとなる。韓国がエースのキム,ヨンギョンにボールを集めれば、日本は両センターの有効なブロード攻撃を絡めた多彩な攻めで応酬。中盤、荒木がブロック、速攻に獅子奮迅の活躍を見せ、怒涛の6連続得点で15-8と、日本が一気に韓国にダメージを与える。韓国も粘り強い守備からキム,ヨンギョンにボールを集めて最後まで必死の抵抗を見せるが、中盤の大きな点差を詰めることができず、木村のバックアタックで24-16と日本がマッチポイント。ここで日本は杉山に代えて高校生の河合をサーバーに送り出し、最後はキム,ヨンギョン渾身のバックアタックがネットにかかりゲームセット。日本が苦しみながらも接戦を制し2連勝を飾った拍手拍手


大会3日目、日本は昨年の世界選手権3位の強敵・セルビアと対戦。高さのセルビアに、スピードとコンビで対抗した日本だがセットカウント1-3で惜しくも敗れ、初黒星を喫したアセアセアセアセ

第3戦/11月4日(日)/東京体育館
日本1(20-25、20-25、25-18、24-26)3セルビア
[第1セットの日本のスタメン]
(木 村)(荒 木)(栗 原)
(高 橋)(杉 山)(竹 下)
リベロ/佐 野

第1セット、スタートからセルビアの高さが爆発。木村のレフト攻撃がいきなり連続ブロックされるなど3-0、5-1とセルビアが先行。日本は杉山、荒木のセンターラインが速攻、ブロックで踏ん張り7-8と1点差まで追い上げるが、中盤、ブラコチェビッチら190cm台のアタッカーにブロックの上から打ち込まれ、セカンドテクニカルタイムアウトは11-16と再び大きく引き離される。日本は13-19の劣勢から荒木のブロード攻撃、栗原のレフト強打、相手ミスで3連続得点。16-19と3点差に追い上げ、セルビアにタイムアウトを取らせるが、セルビアは攻撃の手を緩めず、ブラコチェビッチが高さのある強打を放ち、モルナルが栗原を連続ブロックして22-16と再び日本を突き放す。日本は最後までサーブレシーブが安定せず24-17でセルビアがセットポイント。このあと、日本は高橋の強打、杉山のブロックなど3点連取して最後の踏ん張りを見せるが、セルビアがモルナルのライト攻撃で25-20、高さで日本をねじ伏せた


第2セット、序盤11-11までお互いに一歩も譲らず激しい点の取り合いを演じる。中盤、ニコリッチの強打に加え、ベリコビッチのネットインサビスエースなどツキも味方し、セルビアが16-12と抜け出す。この4点差をなかなか詰められなかった日本だが、荒木のBクイック、モルナルのスパイクミスで17-19と2点差に詰め寄る。終盤、セルビアがニコリッチの強打、ブラコチェビッチのブロックなどで一気に24-18とセットポイント。日本はセルビアの連続ミスで2点返すのが精一杯、最後はニコリッチの強打で25-20。セルビアが2セット連取した。


2セット失ってあとのない第3セット、日本は高橋、栗原の強弱をつけたアタックなどでセルビアをかく乱し4-2と好スタートを切る。日本はようやく好守備を生かした切り返しの攻めが決まるようになり、リズムをつかむ。荒木のAクイック、木村のライト攻撃、高橋の速いレフト攻撃、荒木のブロックと4連続得点を挙げ13-8とリードを広げる。対するセルビアは栗原、杉山、木村を連続ブロックしてプレッシャーをかけ、点差も14-16と2点差まで追い上げる。なんとか終盤までこのリードを保った日本は20-17としたところで高橋に代え大山を投入。これでフォワードが高くなった日本は相手にプレッシャーをかけ、セルビアのスパイクアミスを誘い24-17。最後はオグニェノビッチのサーブミスであっけなくケリがつき、25-18で日本が1セット奪い返した。


日本が第3セットのリズムをそのまま持ち込んだ第4セット、セルビアに焦りが見られ、攻守ともちぐはぐになり、日本が8-2と一気に走る。苦しんだサーブレシーブも安定し、日本は本来の高速コンビバレーを展開。セルビアも高さを生かして攻め、中盤はお互いに一歩も譲らない攻防で進むが点差は詰まらず16-9。荒木と栗原にスパイクミスが出るとすかさずタイムを取って修正する隙のない日本。だが終盤、22-15からセルビアが日本のミスに付け込み、連続得点を挙げて波に乗り猛反撃。世界選手権3位の底力を見せつけてじりじりと追い上げ、ついに22-22で日本をつかまえる。勢いに乗ったセルビアは24-23とマッチポイントをつかむ。日本は最後まで諦めず高橋らしいレフト強打で24-24とデュースに持ち込むが、最後は194㎝のニコリッチ、196㎝のブラコチェビッチに連打され24-26で惜しくも力尽きたタラーッ

競技日程リンク
http://www.vbworldcup.jp/2007/jp/women/schedule/


FIVBワールドカップ2007女子大会 フジテレビHP
http://www.vbworldcup.jp/2007/jp/archives/166#more-166  


Posted by バボちゃん  at 21:58Comments(2)砂部バレーボール

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