2007年02月04日
全社員が環境宣言「一市民の目で」神鋼加古川
「地域の家の前の景色と製鉄所内の景色とが同じレベルになるまで努力する」(直属部門・管理職)-。神戸製鋼所加古川製鉄所(加古川市金沢町)が隔月で発行している所内報「あおぞら」最新号で、粉じん飛散問題をはじめとする環境対策の実施状況が七ページにわたって特集されている。同製鉄所の社員全員が行った「一人ひとりの環境宣言」の一部を紹介し、環境改善への決意が本音でつづられている。(神鋼問題取材班)
同製鉄所では、環境問題に対する意識改革の一環として、昨年夏に社員のほか、関係・協力会社の従業員にも「宣言」を呼び掛けた。約五千人が応じ、第一弾として各部署から四十二人分を掲載している。
宣言からは、一連のデータ改ざんなどに対する深い反省がうかがえる。「環境には妥協を許さず、一社員より一市民の目で厳しく観察する」(制御部・一般技術職)「環境に対するアンテナを高くし、環境問題に対し、見て見ぬふりをしない」(設備部・一般技術職)「生活環境を守るも汚すもわたしたち。きょうから環境人間になる」(製銑部・監督職技術職)「環境問題に興味を示し、新聞などの記事にも目を通して勉強する」(薄板部・一般技術職)など。
法令順守に関連した内容も目立ち、「今回の問題は、会社責任といわれているが、原因は一人ひとりが取り決め事項を守らなかった。これぐらいはいいだろう、という気持ちの表れ」(線材部・監督職技術職)と率直に振り返っている。
「娘には布おむつを使用してごみを減らす」(薄板部・企画職)など身近なことから環境を守る取り組みも。その上で「加古川の知人らにも、本気で取り組んでいることを伝え、地域から信頼してもらう」としている。
三月号で第二弾を紹介する予定といい、同製鉄所では宣言文を回覧し、環境対策をめぐる議論につなげたいとしている。
参考:http://www.kobe-np.co.jp/chiiki/to/index.shtml
神戸新聞地域ニュースより
同製鉄所では、環境問題に対する意識改革の一環として、昨年夏に社員のほか、関係・協力会社の従業員にも「宣言」を呼び掛けた。約五千人が応じ、第一弾として各部署から四十二人分を掲載している。
宣言からは、一連のデータ改ざんなどに対する深い反省がうかがえる。「環境には妥協を許さず、一社員より一市民の目で厳しく観察する」(制御部・一般技術職)「環境に対するアンテナを高くし、環境問題に対し、見て見ぬふりをしない」(設備部・一般技術職)「生活環境を守るも汚すもわたしたち。きょうから環境人間になる」(製銑部・監督職技術職)「環境問題に興味を示し、新聞などの記事にも目を通して勉強する」(薄板部・一般技術職)など。
法令順守に関連した内容も目立ち、「今回の問題は、会社責任といわれているが、原因は一人ひとりが取り決め事項を守らなかった。これぐらいはいいだろう、という気持ちの表れ」(線材部・監督職技術職)と率直に振り返っている。
「娘には布おむつを使用してごみを減らす」(薄板部・企画職)など身近なことから環境を守る取り組みも。その上で「加古川の知人らにも、本気で取り組んでいることを伝え、地域から信頼してもらう」としている。
三月号で第二弾を紹介する予定といい、同製鉄所では宣言文を回覧し、環境対策をめぐる議論につなげたいとしている。
参考:http://www.kobe-np.co.jp/chiiki/to/index.shtml
神戸新聞地域ニュースより
Posted by バボちゃん
at 19:48
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