2007年11月28日
FIVB ワールドカップ2007 第8戦 対スペイン
福岡ラウンド最終日の第8戦、日本は強豪ひしめくヨーロッパ選手権を制したスペインと対戦。日本は第1セットを先取したものの続く3セットを失い、初の連敗を喫して通算成績は3勝5敗となった。
第8戦 11月27日(火) マリンメッセ福岡
試合結果
日本1(26-24、19-25、18-25、19-25)3スペイン
第1セットの日本のスタメン
(荻 野)(清水)(山村)
(松本)(宇佐美)(石島)
リベロ 津曲
スペインチームの中心はファラスカ兄弟。兄ミゲルがセッター(この時点でセッター部門ランキング1位)としてトスを上げ、弟ギリェルモがスーパーエースとしてフォワード・バックから打ちまくる。さらにこの時点でブロックランキング1位のモルトがセンターに立ちはだかる。日本は絶好調の松本、そして山本のセンターラインが、いかにモルトのブロックをかわすか、ファラスカ兄弟が繰り出す攻撃を止めるかに期待がかかる。
第1セット、日本は山村の速攻、松本のブロックと両センターが期待どおりの活躍を見せて上々の滑り出し。清水の攻めのサーブで得点を重ね、最初のテクニカルタイムアウトは8-4で日本。その後もスペインはアタックミスなどで簡単に失点し、波に乗れず苦しむ。スペインがもたつく間に日本は石島の活躍などで10-5とダブルスコア。日本はサーブとブロックが有効で清水、山村が連続ブロック、さらに荻野のダイレクトアタック、清水のライトアタックなどでスペインを圧倒し、2度目のテクニカルタイムアウトも16-10と日本が大きく引き離す。スペインの攻撃のタイミングを完全につかんだ日本は、このあとスペインに流れが傾きそうななる場面で清水、宇佐美が価値あるブロックを決め21-13。ここからスペインがヨーロッパチャンピオンの意地を見せる。サーブで日本を崩し、日本の攻撃をブロック、レシーブして攻め返し、怒涛の6連続得点を挙げ19-22と一気に点差を詰める。さらに終盤、ファラスカ弟の強打と荻野の被ブロックでついに24-24とデュースに持ち込む。思わぬ逆襲にあった日本だが、ガルシアトーレスのサーブミスでセットポイントを迎え、最後もセビリャノのアタックミスで26-24、辛うじて逃げ切った。
第2セット、日本は清水の強打、サーブポイント、松本の速攻、ブロックと攻めのバレーを展開するが、清水、荻野、松本が連続サーブミスして波に乗り切れず、逆にスペインに攻め返され序盤8-6とスペインがリード。しぶとく食い下がる日本は松本の速攻、清水のバックアタックで待望の連続得点、10-10で追いつく。スペインはすかさずサーブで崩してブロックで仕留める得意のパターンで4連続ポイント、15-11と再び日本を引き離す。さらに終盤、追い討ちをかけるようにロドリゲスのサーブで連続得点し21-15。日本はこの点差を詰められず、最後はピンチサーバー越川のサーブがアウトとなり、25-19でスペインがセットを取り返した。
第3セット、日本は荻野をセッター対角に据え、石島と越川のレフト対角でスタート。だがこのセットも日本はサーブレシーブが安定せず、単調な攻撃が相手ブロックにつかまる悪循環で2-5。ここで越川に代えて千葉、荻野に代えて清水を投入するが流れは変わらず、8-5で最初のテクニカルタイムアウトはスペイン。このあとスペインにサーブミス、オーバーネット、アタックミスと凡失が続き、日本が8-9と1点差に迫るが、中盤、ファラスカ弟が立て続けにバックアタックを決め、2度目のテクニカルタイムアウトは16-12とスペインが日本を突き放す。スペインはファラスカ弟、ロドリゲス、セビリャノらのサイドアタッカー陣が好調に打ちまくり、日本コート内にボールを叩き込む。大きく点差を広げたまま終盤に入ったスペインは速攻を絡ませる余裕のゲーム運び。最後はまたもや越川の思い切ったサーブがアウトになり、スペインが25-18で2セット連取した。
セットごとにフォーメーションを変える日本は第4セット、山本をスタメン起用して挽回を図る。序盤、競り合いが続き、最初のテクニカルタイムアウトはスペインが8-2と僅かにリードして迎える。直後、石島、山本が連続してブロックにかかり、4点差とされたところで日本はセッターを宇佐美から朝永に交代するが、4点差を詰めることができないまま16-12で2度目のテクニカルタイムアウト。なんとか決めたい日本は石島、山本のアタックに力が入り過ぎ、アンテナに触れ連続ミス、13-19と追い詰められる。このあと山村に代わったピンチサーバー越川の活躍で3連続得点し17-20とするが、あとが続かずファラスカ弟のサービスエース、モルトのブロックでマッチポイントを迎えたスペインが最後はファラスカ弟の豪快なバックアタックで止めを刺した。

11月30日(金)試合のみどころ
21:00~ 日本 vs アメリカ
今年のアメリカはブロックシステムがしっかりしており、レシーブ力もアップしている。課題だったトスもボールが復帰し万全。今大会でもメダル候補の強豪に日本はしっかり食らいついて、混戦に持ち込みたい。ワールドリーグではフローターサーブでやられただけにまずはレセプションを固めたい。
第8戦 11月27日(火) マリンメッセ福岡
試合結果
日本1(26-24、19-25、18-25、19-25)3スペイン
第1セットの日本のスタメン
(荻 野)(清水)(山村)
(松本)(宇佐美)(石島)
リベロ 津曲
スペインチームの中心はファラスカ兄弟。兄ミゲルがセッター(この時点でセッター部門ランキング1位)としてトスを上げ、弟ギリェルモがスーパーエースとしてフォワード・バックから打ちまくる。さらにこの時点でブロックランキング1位のモルトがセンターに立ちはだかる。日本は絶好調の松本、そして山本のセンターラインが、いかにモルトのブロックをかわすか、ファラスカ兄弟が繰り出す攻撃を止めるかに期待がかかる。
第1セット、日本は山村の速攻、松本のブロックと両センターが期待どおりの活躍を見せて上々の滑り出し。清水の攻めのサーブで得点を重ね、最初のテクニカルタイムアウトは8-4で日本。その後もスペインはアタックミスなどで簡単に失点し、波に乗れず苦しむ。スペインがもたつく間に日本は石島の活躍などで10-5とダブルスコア。日本はサーブとブロックが有効で清水、山村が連続ブロック、さらに荻野のダイレクトアタック、清水のライトアタックなどでスペインを圧倒し、2度目のテクニカルタイムアウトも16-10と日本が大きく引き離す。スペインの攻撃のタイミングを完全につかんだ日本は、このあとスペインに流れが傾きそうななる場面で清水、宇佐美が価値あるブロックを決め21-13。ここからスペインがヨーロッパチャンピオンの意地を見せる。サーブで日本を崩し、日本の攻撃をブロック、レシーブして攻め返し、怒涛の6連続得点を挙げ19-22と一気に点差を詰める。さらに終盤、ファラスカ弟の強打と荻野の被ブロックでついに24-24とデュースに持ち込む。思わぬ逆襲にあった日本だが、ガルシアトーレスのサーブミスでセットポイントを迎え、最後もセビリャノのアタックミスで26-24、辛うじて逃げ切った。
第2セット、日本は清水の強打、サーブポイント、松本の速攻、ブロックと攻めのバレーを展開するが、清水、荻野、松本が連続サーブミスして波に乗り切れず、逆にスペインに攻め返され序盤8-6とスペインがリード。しぶとく食い下がる日本は松本の速攻、清水のバックアタックで待望の連続得点、10-10で追いつく。スペインはすかさずサーブで崩してブロックで仕留める得意のパターンで4連続ポイント、15-11と再び日本を引き離す。さらに終盤、追い討ちをかけるようにロドリゲスのサーブで連続得点し21-15。日本はこの点差を詰められず、最後はピンチサーバー越川のサーブがアウトとなり、25-19でスペインがセットを取り返した。
第3セット、日本は荻野をセッター対角に据え、石島と越川のレフト対角でスタート。だがこのセットも日本はサーブレシーブが安定せず、単調な攻撃が相手ブロックにつかまる悪循環で2-5。ここで越川に代えて千葉、荻野に代えて清水を投入するが流れは変わらず、8-5で最初のテクニカルタイムアウトはスペイン。このあとスペインにサーブミス、オーバーネット、アタックミスと凡失が続き、日本が8-9と1点差に迫るが、中盤、ファラスカ弟が立て続けにバックアタックを決め、2度目のテクニカルタイムアウトは16-12とスペインが日本を突き放す。スペインはファラスカ弟、ロドリゲス、セビリャノらのサイドアタッカー陣が好調に打ちまくり、日本コート内にボールを叩き込む。大きく点差を広げたまま終盤に入ったスペインは速攻を絡ませる余裕のゲーム運び。最後はまたもや越川の思い切ったサーブがアウトになり、スペインが25-18で2セット連取した。
セットごとにフォーメーションを変える日本は第4セット、山本をスタメン起用して挽回を図る。序盤、競り合いが続き、最初のテクニカルタイムアウトはスペインが8-2と僅かにリードして迎える。直後、石島、山本が連続してブロックにかかり、4点差とされたところで日本はセッターを宇佐美から朝永に交代するが、4点差を詰めることができないまま16-12で2度目のテクニカルタイムアウト。なんとか決めたい日本は石島、山本のアタックに力が入り過ぎ、アンテナに触れ連続ミス、13-19と追い詰められる。このあと山村に代わったピンチサーバー越川の活躍で3連続得点し17-20とするが、あとが続かずファラスカ弟のサービスエース、モルトのブロックでマッチポイントを迎えたスペインが最後はファラスカ弟の豪快なバックアタックで止めを刺した。


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