2007年08月07日
ワールドグランプリ!ってこんな大会です!
国際バレーボール連盟(FIVB)が世界の強豪チームを集め、
アジア地区中心に開催する国際大会。
3週間に渡って毎週末3つのプールに分かれて
予選ラウンド各9試合を戦い、
参加12チーム中上位5チームに中国を加えた6チームが
(中国は試合結果によらず自動的に決勝に進出)
中国・寧波(ネイハ)で行なわれる決勝ラウンドに進出する。
1993年に第1回が開催され今回で15回目の開催となる。
アテネ五輪の時は、本番まで1年しかありませんでしたが、それなりのシナリオはできていました。昨年は、世界バレーという大きな大会がありましたが、チーム作りっていうのは2年周期だと思うんですよ。
今年のチームは、もう来年の北京五輪を見据えた段階に入っていると捕らえてもらって構いません。それがまた、次の2010年の世界バレーに繋がってつながっていくんであって、今年は、逆算するとそのスタートを切る年なんですよ。
Q. 監督は、毎年チーム作りのテーマ掲げていらっしゃいますが、今年はのテーマは?
チームとしては、ある程度出来上がっているので、今年は「極める」というか「究極の勝利」というか、すべての面において極めていくことが大事ですね。
すべての面で極め尽くして、北京五輪に向けていいスタートを切りたいと思います。
Q. 北京五輪は、柳本監督にとって最後の挑戦ですか?
難しい質問ですねえ。私はいつも、これが最後、これが最後という気持ちで退路を断ってきていますから。
Q. 全日本の監督に就任して2回目のオリンピックに挑戦するわけですが、その意気込みは?
2大会続けて指揮を執らせていただくっていうのは、過去1人ぐらいしかいないんですね。そういった意味では、非常に素晴らしい光栄なポジションを与えてもらっていると思います。骨身を削ってでも、自分が持っている最高のものを出して、今までの集大成を作りたいですね。そういう意味では、究極のことをやっていくつもりです。
Q. 厳しい覚悟で臨むわけですね?
全日本だけじゃなく「人生負け勝ち」というつもりで、今までもいろんなことに挑戦してきました。スタートはいつも苦しかったし、もうダメかなと精神的に鬱になったこともありましたが、そんな時に踏ん張れたのは、後戻りできない場所に自分がいたからだと思うんです。
やっぱり人間ですから、逃げ込める場所があったら逃げ込んでしまう。そういう意味では、厳しい立場に自分を追い込むことは、一つの決意の現われでもあるし、信念にも繋がってくる。監督が強い気持ちを持つことによって、チームに与える影響も多大なものがあると思うんです。これまで、すべて投げうってやってきましたし、今後もそのスタイルは貫き通すつもりです。それが「柳本バレー」ですから。
Q. 北京五輪を1年後に控えた、今年のワールドグランプリ。どんな意味合いをもった大会になるでしょう?
「北京五輪へ向けどれだけのものを会得できるか非常に楽しみ」と柳本監督 選手には「今年は今までとは違うんだよ。北京五輪に向けてチームを完成させる一年なんだよ。」と言うつもりです。北京へのスタートとなるのがワールドグランプリで、例年のグランプリとは一味違ったものを出さないといけない。真剣勝負の中で、どれだけのものを会得できるか、非常に楽しみな大会だと思います。
Q. すでに、ワールドグランプリの対戦相手が決まっていますが?
※ 日本と同グループは、ブラジル・ロシア・キューバ・オランダ・ポーランド
チャイニーズタイペイ・カザフスタン・ドミニカ共和国
今回は、かなり強豪揃いですね。この時期に強いチームと対戦できることは、非常にいいことだと思います。相手もいろんなことを試してくるでしょうし、そこに隙も生まれる。今の全日本の力なら、ロシア、ブラジル相手でも、完全に叩きのめされるということないので、がっぷり四つに組んで、正々堂々と戦ってみたいですね。
Q. 因縁のチャイニーズタイペイ戦。この試合は?
この試合は、私も選手も意識するでしょうね。昨年のアジア大会でも「準決勝の相手に、チャイニーズタイペイが勝ち上がってこないかな」と選手は言ってましたから。みんな食らいついていくでしょうね。
Q. 世界バレーのリベンジですね?
勝負の世界ですから、コートの外で何を言っても返せないんです。結果がすべて。遠慮しないで行きますよ。
Q. 急成長のカザフスタン戦。アジア大会ではフルセットの勝負になりましたが?
カザフスタンは非常にエキセントリックなチームで、パワーヒッターのいいエースがいるんですよ。年々強くなっていますが、負けることはありません。
Q. 他のチームは、いかがですか?
このグループにイタリアが加わると、世界のバレーがすべて揃いますね。世界のバレースタイルが。ロシアの高さ、ブラジルの個人技、キューバのジャンプ力、オランダのデータバレー。ポーランドは新しいバレーに挑戦しているし、ドミニカも急成長している。ヨーロッパから中南米まで、チャイニーズタイペイとカザフはアジアですし、世界のバレーと一通り対戦できるいうことじゃないですか。
非常におもしろい大会になると思いますよ。
アジア地区中心に開催する国際大会。
3週間に渡って毎週末3つのプールに分かれて
予選ラウンド各9試合を戦い、
参加12チーム中上位5チームに中国を加えた6チームが
(中国は試合結果によらず自動的に決勝に進出)
中国・寧波(ネイハ)で行なわれる決勝ラウンドに進出する。
1993年に第1回が開催され今回で15回目の開催となる。
アテネ五輪の時は、本番まで1年しかありませんでしたが、それなりのシナリオはできていました。昨年は、世界バレーという大きな大会がありましたが、チーム作りっていうのは2年周期だと思うんですよ。
今年のチームは、もう来年の北京五輪を見据えた段階に入っていると捕らえてもらって構いません。それがまた、次の2010年の世界バレーに繋がってつながっていくんであって、今年は、逆算するとそのスタートを切る年なんですよ。
Q. 監督は、毎年チーム作りのテーマ掲げていらっしゃいますが、今年はのテーマは?
チームとしては、ある程度出来上がっているので、今年は「極める」というか「究極の勝利」というか、すべての面において極めていくことが大事ですね。
すべての面で極め尽くして、北京五輪に向けていいスタートを切りたいと思います。
Q. 北京五輪は、柳本監督にとって最後の挑戦ですか?
難しい質問ですねえ。私はいつも、これが最後、これが最後という気持ちで退路を断ってきていますから。
Q. 全日本の監督に就任して2回目のオリンピックに挑戦するわけですが、その意気込みは?
2大会続けて指揮を執らせていただくっていうのは、過去1人ぐらいしかいないんですね。そういった意味では、非常に素晴らしい光栄なポジションを与えてもらっていると思います。骨身を削ってでも、自分が持っている最高のものを出して、今までの集大成を作りたいですね。そういう意味では、究極のことをやっていくつもりです。
Q. 厳しい覚悟で臨むわけですね?
全日本だけじゃなく「人生負け勝ち」というつもりで、今までもいろんなことに挑戦してきました。スタートはいつも苦しかったし、もうダメかなと精神的に鬱になったこともありましたが、そんな時に踏ん張れたのは、後戻りできない場所に自分がいたからだと思うんです。
やっぱり人間ですから、逃げ込める場所があったら逃げ込んでしまう。そういう意味では、厳しい立場に自分を追い込むことは、一つの決意の現われでもあるし、信念にも繋がってくる。監督が強い気持ちを持つことによって、チームに与える影響も多大なものがあると思うんです。これまで、すべて投げうってやってきましたし、今後もそのスタイルは貫き通すつもりです。それが「柳本バレー」ですから。
Q. 北京五輪を1年後に控えた、今年のワールドグランプリ。どんな意味合いをもった大会になるでしょう?
「北京五輪へ向けどれだけのものを会得できるか非常に楽しみ」と柳本監督 選手には「今年は今までとは違うんだよ。北京五輪に向けてチームを完成させる一年なんだよ。」と言うつもりです。北京へのスタートとなるのがワールドグランプリで、例年のグランプリとは一味違ったものを出さないといけない。真剣勝負の中で、どれだけのものを会得できるか、非常に楽しみな大会だと思います。
Q. すでに、ワールドグランプリの対戦相手が決まっていますが?
※ 日本と同グループは、ブラジル・ロシア・キューバ・オランダ・ポーランド
チャイニーズタイペイ・カザフスタン・ドミニカ共和国
今回は、かなり強豪揃いですね。この時期に強いチームと対戦できることは、非常にいいことだと思います。相手もいろんなことを試してくるでしょうし、そこに隙も生まれる。今の全日本の力なら、ロシア、ブラジル相手でも、完全に叩きのめされるということないので、がっぷり四つに組んで、正々堂々と戦ってみたいですね。
Q. 因縁のチャイニーズタイペイ戦。この試合は?
この試合は、私も選手も意識するでしょうね。昨年のアジア大会でも「準決勝の相手に、チャイニーズタイペイが勝ち上がってこないかな」と選手は言ってましたから。みんな食らいついていくでしょうね。
Q. 世界バレーのリベンジですね?
勝負の世界ですから、コートの外で何を言っても返せないんです。結果がすべて。遠慮しないで行きますよ。
Q. 急成長のカザフスタン戦。アジア大会ではフルセットの勝負になりましたが?
カザフスタンは非常にエキセントリックなチームで、パワーヒッターのいいエースがいるんですよ。年々強くなっていますが、負けることはありません。
Q. 他のチームは、いかがですか?
このグループにイタリアが加わると、世界のバレーがすべて揃いますね。世界のバレースタイルが。ロシアの高さ、ブラジルの個人技、キューバのジャンプ力、オランダのデータバレー。ポーランドは新しいバレーに挑戦しているし、ドミニカも急成長している。ヨーロッパから中南米まで、チャイニーズタイペイとカザフはアジアですし、世界のバレーと一通り対戦できるいうことじゃないですか。
非常におもしろい大会になると思いますよ。