2007年11月30日
FIVB ワールドカップ2007 第9戦 対USA
男子大会もいよいよ大詰め、東京で行われる最終ラウンド3連戦の初日、日本は世界ランキング5位のアメリカと対戦。アメリカの組織的なサーブ・ブロックに対応し切れなかった日本はセットカウント0-3でストレート負け、福岡シリーズから3連敗で通算成績は3勝6敗となった。
第9戦 11月30日(金) 東京体育館
試合結果
日本0(18-25、25-27、19-25)3アメリカ
第1セットの日本のスタメン
(松本)(荻野)(清水)
(宇佐美)(石島)(山村)
リベロ 津曲
戦 評
第1セット、スタートからアメリカがボールの強いサーブで攻勢をかける。攻撃もガードナーが高さを生かしてよく決め、最初のテクニカルタイムアウトは8-6でアメリカ。その後も長身セッターのボールが早くも2本目のサーブポイントを奪うなど流れはアメリカ。中盤、日本はアタックミス、サーブミスが続き、ますますアメリカに楽なゲーム展開を許してしまう。2度目のテクニカルタイムアウトは16-9と差が大きく開く。後半、ガードナーに加えてプリディにも火がつきフォワード、バックから強打が炸裂。終盤、両チームとも勝負をかけたサーブがミスとなって大味な展開となるが、最後はアメリカがミラーの速攻で締めくくり25-18、第1セットを先取した。
第2セット、日本は山本、越川をスタメンで起用。序盤、リーのサーブミスに続き、宇佐美のブロック、山本のバックアタックで3連続得点を挙げた日本が5-3とリード。越川のバックアタックとガードナーのアタックミスで最初のテクニカルタイムアウトは8-5と日本がリード。すかさずアメリカが3点連取で同点とするが、日本も負けずに山本、越川の連続アタックと松本のブロックで3連続ポイント。日本はアメリカの高いブロック、アタックをよく凌いで攻め返し互角の攻防を展開。2度目のテクニカルタイムアウトも16-15と1点差ながら日本がリード。なかなかリードを奪えなかったアメリカが中盤、プリディの強打で連続ポイントし18-17とついに逆転。日本は辛抱強くチャンスを待ち、石島のアタックとガードナーのバックアタックミスにより22-22でアメリカを捕まえる。ここでタイムを取ったアメリカはサーモンのライトアタックと石島のライトアタックをブロックしてセットポイント。日本はこの絶体絶命のピンチから山本がレフト、ライトからアタックを決め24-24、さらに山村のブロックで25-24と逆にセッチポイント。だがアメリカはプリディの強打で25-25とすると、ミラーとプリディの連続ブロックで27-25、粘る日本を振り切ってアメリカが2セット連取した。
第3セット、越川、山本がよく決め3-3まで競り合ったあと、日本にミスが出て6-3とアメリカが抜け出す。余裕の出てきたアメリカはサーモンが巧い攻めを見せ8-4で一度目のテクニカルタイムアウト。絶好調のプリディがパイプ攻撃をフェイントで決め、ミラーが山村をブロックして10-4、6点差がつく。セッターを朝永に交代した日本はガードナーのサーブミス、山村がミラーをブロックしてお返し、石島がレフトから決め、3連続ポイントして7-10、さらにアメリカの連続ミスで9-11と2点差に追い上げる。アメリカはサーブで崩して相手攻撃をブロック、あるいは拾って攻め返す得意のパターンで着々と加点し16-11。日本はなんとか差を詰めようと力が入りすぎることが災いし、サーブミス、スパイクミスにつながって12-19と突き放される。日本は宇佐美を戻し、千葉、富松を投入して最後まで諦めずに粘り、越川のレフト攻撃、松本のブロック、山本のライト攻撃で3連続得点、終盤に反撃を見せるが時すでに遅く、最後はアメリカが見事なパイプ攻撃で25-19、日本をセットカウント3-0のストレートで下した。
第9戦 11月30日(金) 東京体育館
試合結果
日本0(18-25、25-27、19-25)3アメリカ
第1セットの日本のスタメン
(松本)(荻野)(清水)
(宇佐美)(石島)(山村)
リベロ 津曲
戦 評
第1セット、スタートからアメリカがボールの強いサーブで攻勢をかける。攻撃もガードナーが高さを生かしてよく決め、最初のテクニカルタイムアウトは8-6でアメリカ。その後も長身セッターのボールが早くも2本目のサーブポイントを奪うなど流れはアメリカ。中盤、日本はアタックミス、サーブミスが続き、ますますアメリカに楽なゲーム展開を許してしまう。2度目のテクニカルタイムアウトは16-9と差が大きく開く。後半、ガードナーに加えてプリディにも火がつきフォワード、バックから強打が炸裂。終盤、両チームとも勝負をかけたサーブがミスとなって大味な展開となるが、最後はアメリカがミラーの速攻で締めくくり25-18、第1セットを先取した。
第2セット、日本は山本、越川をスタメンで起用。序盤、リーのサーブミスに続き、宇佐美のブロック、山本のバックアタックで3連続得点を挙げた日本が5-3とリード。越川のバックアタックとガードナーのアタックミスで最初のテクニカルタイムアウトは8-5と日本がリード。すかさずアメリカが3点連取で同点とするが、日本も負けずに山本、越川の連続アタックと松本のブロックで3連続ポイント。日本はアメリカの高いブロック、アタックをよく凌いで攻め返し互角の攻防を展開。2度目のテクニカルタイムアウトも16-15と1点差ながら日本がリード。なかなかリードを奪えなかったアメリカが中盤、プリディの強打で連続ポイントし18-17とついに逆転。日本は辛抱強くチャンスを待ち、石島のアタックとガードナーのバックアタックミスにより22-22でアメリカを捕まえる。ここでタイムを取ったアメリカはサーモンのライトアタックと石島のライトアタックをブロックしてセットポイント。日本はこの絶体絶命のピンチから山本がレフト、ライトからアタックを決め24-24、さらに山村のブロックで25-24と逆にセッチポイント。だがアメリカはプリディの強打で25-25とすると、ミラーとプリディの連続ブロックで27-25、粘る日本を振り切ってアメリカが2セット連取した。
第3セット、越川、山本がよく決め3-3まで競り合ったあと、日本にミスが出て6-3とアメリカが抜け出す。余裕の出てきたアメリカはサーモンが巧い攻めを見せ8-4で一度目のテクニカルタイムアウト。絶好調のプリディがパイプ攻撃をフェイントで決め、ミラーが山村をブロックして10-4、6点差がつく。セッターを朝永に交代した日本はガードナーのサーブミス、山村がミラーをブロックしてお返し、石島がレフトから決め、3連続ポイントして7-10、さらにアメリカの連続ミスで9-11と2点差に追い上げる。アメリカはサーブで崩して相手攻撃をブロック、あるいは拾って攻め返す得意のパターンで着々と加点し16-11。日本はなんとか差を詰めようと力が入りすぎることが災いし、サーブミス、スパイクミスにつながって12-19と突き放される。日本は宇佐美を戻し、千葉、富松を投入して最後まで諦めずに粘り、越川のレフト攻撃、松本のブロック、山本のライト攻撃で3連続得点、終盤に反撃を見せるが時すでに遅く、最後はアメリカが見事なパイプ攻撃で25-19、日本をセットカウント3-0のストレートで下した。